- 歩くことを習慣にしたいけどなかなかできない
- 移動手段として最も遅いのに、なぜ歩く必要があるの?
- 歩くことは退屈だし面倒
そんな悩みや疑問をお持ちの方に向けて、当記事では歩くことのメリット4選と習慣化のコツ4選をご紹介していきます。
当記事をきっかけに、少しでも参考になれば幸いです。

こんにちは、フクロウです。平日でも毎日7km(10,000歩)以上は歩いています。
歩くことのメリット4選
ここからは、歩くことのメリットを4つにまとめて紹介していきます。
歩くことはメリットがたくさんありますが、どれか1つでも参考になれば幸いです。
運動になる
まず、歩くことは運動になります。
歩いてもそこまで体力を消費しないので、軽視されがちのように思います。
でも、ボディビルなどの大会に出場されている方でさえ有酸素運動として散歩を取り入れているほど、運動効果はかなりあると思います。
実際、僕も歩くようになって、息の上がるような運動をせずとも体型をキープできていますし、減量もできました。
ちなみに、運動効率をより良くするためには、ペースアップや時間を長くする以外に、大股を意識することもおすすめです。
脚の付け根にあたる腸腰筋が刺激されて気持ち良いだけでなく、姿勢の改善に繋がります。
すぐに始められる
歩くことは、時間や場所、人やものにとらわれず、今すぐにでも始めることが可能です。
たとえ運動の重要性を理解していても、筋トレやランニングを新たな日課として組み込み、継続するのはハードルが高いように思います。
以前の僕も同じように、継続的に筋トレをしようと決意し、ジムの契約やウェアの購入をしたものの、徐々に行かなくなり、解約に至ったことがあります。
一方で歩くことは、通勤やちょっとした外出など、普段着のまま日常に取り入れられます。
まずはエスカレーターではなく階段を選んだり、1駅前で降りて歩いてみたりなど、少しからでも意識的に取り組むことができ、ちゃんと効果があるのは大きな利点だと思います。
自分で決められる
車や電車と違って、ペースとルートを自分で選択できるのもメリットだと思います。
ゆっくりと季節を感じたり、好奇心のままに知らない道を冒険したりしても楽しいと思います。
反対に、タイムアタックに挑戦して、日々最短ルートを探るのも面白いと思います。
僕は満員電車が苦手なので、通勤では乗り換え駅で改札を出て、2駅分(片道25分ほど)は歩くようにしています。
1人で歩くことでかなりストレスフリーに通勤できているかと思います。
歩くことが習慣的になると、電車に乗るか歩くかを使い分けることができるのも利点です。
どうしても身体が疲れていたり、風が強すぎたりと、歩くことが億劫になることもあると思いますが、そんな時は歩く必要はなく、電車という選択肢を持つことができます。
自分の身体の声を聞き、それに応えるように生活するのは、豊かな暮らしに繋がる1つの要素のように思います。
思考が整理される
歩くことでアイデアが浮かんだり、漠然とした不安や世の中への不満がどうでもよくなったりと、思考が整理される気がします。
これには歩くことによる脳の血流の変化も関連するそうですが、僕の考えとしては、開放感から、別の視点が刺激されていることも理由の1つだと思っています。
日常でスマホやパソコンの画面など、近くに集中することが多くなった現代ですが、外を歩くことで、脳が屋外の開放感と周囲の状況を無意識的に意識するようになり、自分と画面よりも広い視野で物事を考えられるようになっている気がします。
なので、仕事前やお昼休みなど、脳を活性化させたい平日の朝やお昼にすごくおすすめです。
習慣化のコツ
ここからは、徐々に習慣化していくためのコツを4つ、ご紹介していきます。
歩くことの利点を理解できていたとしても、いきなり生活に取り入れ、毎日継続するのは至難の業だと思いますが、僕が実際に今でも毎日していることも含んでいますので、参考になれば幸いです。
時間にゆとりを持つことを意識する
歩くことは移動手段の中で最も遅いというのは事実なので、歩いて移動するための十分な時間は必要になります。
なので、いつもより時間にゆとりを持つことの意識は必要になりますが、あえて遅い徒歩を選ぶことで、心も豊かになると思います。
その中でもおすすめは朝の散歩です。
平日の朝は1分1秒を争うほど忙しく準備していたこともありますが、朝の時間に余裕があると、精神的にゆとりが生まれると思います。
そんな心に余裕のある状態で朝日の下を歩くと、清々しい1日のスタートを切ることができます。
徐々に距離と頻度を増やす
最初から長い距離や時間を歩こうとすると、筋トレやランニングと同様、負担になって中途半端になりがちになるので、無理のない範囲で始めることが大切です。
例えば、毎日ではなく週3回、月水金だけ1駅手前で降りてみるのも良いと思いますし、もっと言うと、いつも使っているエスカレーターを階段にしてみるといった目の前の小さなことからでも十分だと思います。
ちなみに僕が取り入れたのは、週3回、通勤の片道だけ1駅分を歩いて、帰りは普段通りに電車に乗ることから始め、今では毎日2駅分往復を歩けるようになりました。
もう少し距離を伸ばし、3駅分を徒歩にしようか検討しています。
とにかく脚を動かすことに意識を向けると少しずつ変化が生まれてくると思います。
歩数や距離を記録して振り返る
携帯のアプリや万歩計を使って毎日記録し、振り返るのもおすすめです。
歩いた歩数や距離を記録することで、日々の達成感や継続のモチベーションになります。
さらに振り返ることで、体力の向上や距離の増加といった自身の成長が目に見え、自己肯定感も高まるように思います。
僕はiPhoneの「ヘルスケア」を使って、歩く前後に確認するのが習慣になっています。
「ヘルスケア」では、歩数と距離だけでなく、消費カロリーも表示されるので、眺めながら罪悪感なく食事も楽しむことができています。
ただ、記録と振り返りの注意点として、歩くことが目的になってしまわないよう注意は必要です。
できるだけ手に何も持たない
手に何かを持っていることは、長く歩くことの妨げになると思います。
肩や腕が疲れて、歩きにくくなるのもありますが、手荷物が気になってストレスを感じてしまいます。
慣れの問題もありますし、通勤のカバンが手持ちの場合は買い換えるほどではないかもしれませんが、リュックやショルダーバッグといった、背負うタイプのものがおすすめです。
また、スマホを見ながらも僕はおすすめしません。
単に危ないのはもちろん、ながらスマホをすると意識が画面や耳に向くので、考え事をしたり、四季を感じたり、いつも見かける人を探したりと、外を歩くこと本来の楽しさを味わうことができないと思います。
僕の場合、アウターやズボンのポケットもできるだけ軽くして、リュックを背負って歩いています。
冬は寒すぎる場合を除き、手は外に出して自然に振りながら、冬の空気を感じながらぼーっと歩くのが好きです。
大まかな歩数や距離の感覚はわかるくらい身体に染みついてきているので、暖かくなったら、スマホも置いて、カギと少しのお金だけで散歩でも行こうかなとも考えています。
おわりに
歩くことは移動や運動だけでなく、ストレス解消法や思考整理術にもなり得ます。
目的は様々だと思いますが、歩くことを習慣にすれば、時間にも心にもゆとりのある暮らしに繋がると思うので、ぜひ取り入れてみてください。
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